北上ホームサービスの家づくりは、高気密高断熱など基本性能に優れていることが特徴で、北上市内にこのほど完成した住宅もそのひとつです。
一般的な住宅に比べると、壁、天井、床下基礎に2倍から3倍の断熱材を使用するとともに、窓サッシへのトリプルガラス採用など開口部の断熱を強化することで、住宅の断熱性能を表すUA値（外皮平均熱貫流率）0・3を達成しています。この数値は、北東北の0・56はもとより、さらに厳しい北海道の基準もクリアする高い断熱性能を示すものです。住宅の気密性を示すC値（相当隙間面積）についても、岩手県の次世代省エネ基準2・0を上回る0・5を実現するなど、気密性の高さも折り紙付きです。
同社は、知識、技術、実績などに優れた省エネ住宅のエキスパートとして東北電力推奨電化施工店「eハウスビルダー」の認定（県内に18社、うち北上市に2社）を受け、ヒートポンプ温水暖房など環境にやさしい高効率機器の採用などにも積極的に取り組んでいるところです。
ヒートポンプ温水暖房は、大気熱など自然の中にある電気エネルギーを集めて作られた温水を利用して、暖房に活用するシステムです。省エネ性能が高いことから二酸化炭素の排出を抑え、地球温暖化防止にも役立ちます。この住宅にも、ヒートポンプ温水パネルヒーターが設置されており、パネルから発生する熱が心地よく各部屋を暖めてくれます。
国のZEH住宅登録業者として、省エネ性能と効率よくエネルギーをつくる技術を兼ね合わせたゼロエネルギーハウスでも施工実績を重ね、高い評価を受けています。