スキップフロアの書斎コーナーは梁の存在感を強めた吹き抜けに
■矩勾配の屋根
■パーケットフローリング
■スキップフロア
大手ビルダーを複数検討しましたが、なかなか自分の望むプランが出なくて悩んでいたという施主様。SNSでアススタイルを知り、同社代表と会って話をしてみたところ意気投合し、一気に家づくりが進んでいったそうです。
廃墟の雰囲気が好きだという施主様の話を受け、外観はクールなコンクリートの色味でまとめました。45度の傾斜をつけた三角屋根にはガルバリウムを使用。屋根の下に余計な厚みを持たせる破風板は存在感をなくすよう施工することで、より無駄を省いた無機質な印象に近づけています。
フローリングは木の板を幾何学模様に組んだパーケットデザインに。土間のフチ部分にステンレスを使うなど随所のシルバーもアクセントになっています。吹き抜けとなっているスキップフロアの書斎コーナー天井は、梁と梁の間に余分な材料を入れない工夫をすることにより、梁の存在感を強めました。
家づくりにおいて重要なのは、「何を使うか」よりも「どう使うか」です。同じ素材を使ったとしても、他社で同じ空間づくりができるわけではありません。例えばそれは、ダイニングからの視線の抜けやスキップフロアの配置などにも言えることです。全て同社代表のひらめきとセンスが反映されたものとなっています。
設計 | ㈲山内光建築設計 |
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施工 | Us Style Co.,Ltd. |
床面積 |
1F床面積 64.59㎡ 2F床面積 40.57㎡ 延床面積105.16㎡ |
構造・規模 | 木造在来工法・延床面積:105.16㎡(31.80坪)2階建て |