制約のある敷地を最大限に活用 暮らし方の新しい提案
■コートハウス
■奥行きのあるスケール感
■光と影の美しい空間
間口約7m・奥行き約30mの細長い敷地で制約に縛られがちな変形地であるが、実際に中へ入ってみると外観からは想像もつかないほどの開放的な住空間が出現。「街中の密集地でもプランニングの工夫次第で豊かな生活空間は実現できるということを伝えたい」この難しい土地での設計はそんなことも意識してのチャレンジであったという。
中庭を囲むように建物をコの字型に配置したことで、外に閉じ、内に開いた完全プライベート空間に。リビングに入ると吹き抜けが圧倒的な開放感をもたらし、大開口から中庭の緑を楽しんだり、光や風を感じることが出来ます。吹き抜けの先には読書をしたり、ピアノを弾いたりと自由に過ごせるライブラリーも。またリビングとダイニング・キッチンが離れていることで、居場所が複数あるのも魅力。内も外も「パブリック」と「プライベート」を程よく隔てながら家族それぞれののびやかな暮らしを想像できます。
HAUSのこだわりは空間の活用だけではありません。使用する素材も呼吸する素材を多用し、経年変化を楽しめるものばかり。アートを飾ることを前提に余白を多く作り、まるでギャラリーにいるかのような空間に仕上げました。職人の技術が随所に光り、どこを切り取っても美しく心地よい住まいです。
設計 | ㈱HAUS |
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施工 | ㈱HAUS |
構造 | 敷地面積:215.38㎡(65.15坪)延床面積:182.79㎡(55.29坪) |