ウッドデッキに置いたイスに座り、コーヒーを飲みながらゆっくりと読書を楽しむ。ダイニングに家族が集い、薪ストーブの炎を眺めながらにぎやかにディナー。そんなぜいたくな時間を過ごせるのが、今回EC南部コーポレーションで完成したC様邸です。
大工の棟梁だという施主様は素材や構造に人一倍こだわり、厳しい目で見ても高い品質を誇る同社での家づくりを決めました。建築にあたっては、施主様自身が主導で一つ一つ丁寧に進めていったのだと言います。
素材のこだわりは、床や天井、梁などに使われた無垢材です。アカマツをベースとし、柱にはスギなども使用。同じアカマツでも床は本来の色味を生かしているのに対し、梁などはダークトーンで塗装してメリハリをつけました。床材の厚みは30ミリで、足裏に無垢材のぬくもりを感じながら美しい木目を楽しめる住まいとなっています。
リビング・キッチンからつながるのは、面積がほぼ1部屋分ほどある広々ウッドデッキ。黄色いガルバリウムの外壁がアクセントになっています。それから、このアウトドアリビングと併せて施主様が希望したのは、倉庫・作業スペースにもなる広々ガレージです。室内からつながるガレージに工具を置き、気軽に木工などができるようになっています。