海や空を連想させる白いガルバリウムと、レッドシダーの組み合わせが爽やかな印象のS様邸。玄関ドアや、ロフトのある2階子ども部屋をブルーでまとめました。鮮やかな色を随所に入れながらも、リビングは落ち着いたトーンのグレーでアメリカンな雰囲気に。床材のオークが渋さもプラスし、シックな空間となっています。

デザイン面はもちろん、こちらの住まいで特筆すべきはその坪数です。25坪という狭小地でありながら、玄関より一段低くとった収納スペース、階段でつながるリビング、2階子ども部屋のスキップフロアなどが立体感を出し、広々とした空間を実現。段差をうまく使うことでメリハリをつけ、狭さを全く感じない住まいとなりました。仕切りのないワンフロアの1階は、皆で集まりくつろげる場所に。どこにいても家族の気配を感じることができます。

「お客様には『うちは狭い土地だから窮屈な家しか建たないだろう』と諦めてほしくありません。広い土地がいいというわけではなく、工夫次第で住み心地の良い家はできます。『広さ=快適』ではなく『心地良い空間=快適』なのです」と代表取締役の久保田功輝さん。

「弊社は沿岸を拠点に県内全域で施工を行っておりますので、何でもお気軽にご相談いただければ」と話します。