焼杉の床材としっくいの壁 自然素材の質感を楽しむ家
■足裏に感じる木の凹凸
■しっくいの壁
■自然素材の調湿効果
ヤマイチ建築のつくる家は、足裏に木の凹凸がしっかりと感じられる自然素材の健康住宅です。リビング・ダイニングの床材は、杉板の表面を焼き焦がし耐久性を増した焼杉を使用。寝室はそのままの杉を使いました。白と黒、部屋によって違う味わいを楽しむことができます。表面だけを無垢材にするのではなく、38ミリの厚い板を丸々使うのが同社のこだわり。扉にもぜいたくに木を使用しており、「本物」を追求する人に応える工務店です。
床材に使った木の余った部分は、キッチンのカウンターや玄関に活用。トイレの腰板は一枚一枚の大きさがランダムで、シンプルながら飽きのこないデザインとなっています。
素材は同じでも、使い方によって印象は大きく変わるものです。壁材は全部屋同じしっくいを使用していますが、扇仕上げ、ハケ引き仕上げ、スタッコ調仕上げと、部屋によって塗り方を変えることで変化をつけました。職人の技術でそれぞれ異なる雰囲気を生み出しています。
「自分自身ビニールクロスなど化学物質の匂いで体調が悪くなるので、私がつくる家は自然素材を徹底し、住む人が健康で過ごせる場所になるよう心がけています」と同社代表。日本の気候に適した国産の杉を中心に、自然素材を生かした住まいを実現します。
設計 | ㈱ヤマイチ建築 |
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施工 | ㈱ヤマイチ建築 |
床面積 |
1F床面積 72.6㎡ 延床面積72.6㎡ |
構造・規模 | 木造在来工法・延床面積:97.449㎡(29.53坪)小屋裏 24.849㎡(7.53坪) |