住宅工房 きっかわ

自然素材の温もりに囲まれて木材一枚一枚の味わいを楽しむ

■ベニヤゼロ 

■天然繊維の断熱材 

■扉や棚も手づくり

事前にほとんどイメージが固まっていたという施主様。家に関する知識も十分身につけた上で工務店をじっくり選んでいったのだと言います。施主様が家づくりで最も大事にしていたのは断熱性能。しかも性能の高さだけでなく、天然繊維「セルローズファイバー」を素材にするという点も重視しました。施主様のこだわりは断熱材の素材だけではありません。「人工的なものではなく自然のものに囲まれて暮らしたい」。そんな施主様の思いは、床や棚、扉に至るまで天然の木を使っているところにも現れています。
外観は軒天部分にスギを使用。当初は60センチの予定でしたが、「住宅工房きっかわ」の提案で90センチに延長することになりました。従来よりも長めにとることで、和風になりすぎず個性ある印象にしています。それから床にはクルミを採用しました。
リビング・ダイニングには、波打った断面そのままの板を使用。ご家族が林業の仕事をしていたことから、棚についてはほとんど施主様が用意した木をつかっているのだそうです。ベニヤを一切使わない木の家が完成しました。

Housing Data
設計 きっかわ設計デザイン企画
施工 住宅工房 きっかわ