隅々までこだわりを反映させたかった施主様は、第一に間口7mと狭く奥行きのある敷地を生かすプランを希望しました。2階を居住スペースとし、リビング・キッチンから出られるバルコニーを設置。ここは家族・友人とお花見や花火鑑賞、紅葉などを楽しんだり、子どもたちが遊び場として使ったりと幅広い活用ができる場所となっています。
全体的なデザインは、「ほかでやっていないことを形にしていこう」という発想から計画していきました。外観は木のぬくもりが感じられる仕上げに。一部メンテナンスフリーのレンガを使用しています。骨組みにも全て無垢材を採用。塗壁も自然素材で、体にやさしい空間を実現しました。
こだわったのはデザイン・間取りだけではありません。外張断熱と充填断熱のW断熱工法で性能を確保。木製トリプルサッシを採用し、さらにヒートポンプパネル暖房など高効率機器を組み合わせ、快適性と経済性を追求しました。真冬も素足で暖かく過ごすことができます。アパートでの生活と比べると、大幅な光熱費カットが期待できそうです。