「寒さや湿気で悩んでいる人を助けたい」という思いで家づくりを行う日沼工務店では、独自に開発したオリジナルの断熱工法「HAVE-S工法」と空調システム「エアファクトリー」を提案しています。今年11月にオープンした展示場も同工法・システムを採用しました。
「HAVE-S工法」は、壁に外断熱ボードを施した上で内部にもウレタンをスプレー発泡。柱をはじめ構造材からの熱損失を防ぐ仕組みです。この工法により、断熱性能を示すUA値は0・35W／㎡Kで、気密性能を示すC値は0・09c㎡／㎡を達成しました。これはエアコン1台で全館冷暖房が可能な数値です。床暖房を入れていませんが、冬場も足元からポカポカ。オールシーズン快適に過ごすことができる上、ランニングコストをカットするので家計にもやさしい住まいとなっています。
「HAVE-S工法」と同様、同社オリジナルで提案する空調システム「エアファクトリー」は、建物全体の温度と湿度ををコントロール。小屋裏に設置した全熱交換型換気扇が、冷暖房の空気を建物全体に循環させるシステムとなっており、部屋中どこにいても温度差が少なくて快適です。床下はベタ基礎の上にウレタンを吹きつける全面断熱で結露を防止。家族が健康に暮らせるだけでなく、建物も長持ちします。