住宅工房 きっかわ

確かな伝統技術と柔軟な感性で古民家を大規模リノベーション

■きっかわ×ATELIERNUK 

■過去と今が共存 

■「時代をつなぐ」住まい

慣れ親しんだ古民家を大規模リノベーションして完成したK様邸。木を使った家づくりを得意とする「住宅工房 きっかわ」が、沖縄県を拠点に活動する「ATELIER NUK(アトリエヌーク)」と手を組み、お互いの良さを引き出しながらつくり上げました。
家づくりのベースにあるのは、施主様の「時代をつなぐ」という意思です。もともと住んでいた母屋はできる限り骨組みを残して補強し、DIYなどの作業で使える空間に。その隣に増築した新棟には、母屋で使われていた梁や欄間、石などを再利用しました。代々受け継いできた思い入れのある材料が、ケヤキの床材や一枚板のベンチなど、本物の素材とうまく調和しています。旧宅の懐かしさを感じられる空間でありながら、性能面は現代の高い基準をクリア。新聞古紙を主原料とした天然の木質繊維「セルローズファイバー」を断熱材に用いることで、エアコン1台で冬も十分快適に過ごせる性能を実現しました。伝統文化の意匠性と現代の住宅性能が共存する住まいとなっています。
確かな伝統技術と柔軟な感性を併せ持つ職人たちが集結し、過去と今がゆっくりと溶け合う空間を生み出しました。

Housing Data
設計 きっかわ設計企画 × ATELIERNUK
施工 住宅工房 きっかわ
規模 延床面積:新母屋 68.72㎡ 旧母屋 41.49㎡