古材に息を吹き込み新たな魅力を活かして
古材の再利用
耐久性に優れた焼杉の外壁
ゼロ・エネルギー住宅
施主様は県外から移住され、岩手を新たな暮らしの場として選ばれたご夫婦です。古民家に興味をお持ちで、条件に適した物件を探していた所、丸順工務店を知りました。「古民家や古材への取り組みや建築のイメージも合い、こちらの考えにも柔軟に対応していただけました」とご主人。依頼にあたってはイメージ写真とともに自ら模型を制作し、間取りなどを伝えました。
約8畳のゆとりある土間玄関から中に入ると、頭上に太い梁がめぐらされたLDK。大きな空間を、というご要望に応え屋根部まで吹き抜けとし、赤々と炎を燃やす薪ストーブが屋内全体を暖めます。
2階にはリビングを見渡せる様な動線に沿い、予備室や書斎スペースを設けました。目に入るのは風合いある手すり。古材の柱と煤竹(すすたけ)が使われていますが、多様な古材をストックする丸順工務店の全て在庫品です。
古材を活かす一方、太陽光パネルやG1基準の断熱など住宅性能も完備。快適さと味わい深さを両立した住まいで、毎日の暮らしそのものが楽しみになりそうです。
設計 | MASA設計舎 |
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施工 | 丸順工務店㈲ |
床面積 |
1F床面積 86.12㎡ 2F床面積 58.79㎡ 延床面積144.91㎡ |
構造・規模 | 木造在来工法・2階建て |