沿岸の美しい海と山々が一望できる立地に建つ、こちらのお住まい。

この景観を暮らしの中心に取り入れることを念頭に、家づくりが進められました。まずは基礎を高く設け見晴らしを確保。1階部には室内外をつなぎ、さまざまな用途に適したサンデッキを。外壁は周辺との調和を考えアイボリー調の落ち着いた色合いとしました。

玄関やリビングは無垢材による柱、梁、構造材をそのまま見せ、吹き抜けが圧倒的な開放感を演出します。各部屋には職人による手づくりの家具や収納を設け、利便性とデザイン両面に配慮しました。

内壁は全室、珪藻土入りの塗り壁に。珪藻土は他の物質より表面積が大きく吸着性に優れ、シックハウスやアレルギーをもつ人にも適した素材。また吸湿・放湿効果が高く、防臭性にも優れています。

絶景を望む重要な役割を担う窓はサイズ、配置を熟考し、アルゴンガス入りLow-eガラスを採用。日射や通風にも配慮するほか、外断熱との組み合わせで高気密高断熱を実現しました。この構造、設備により長期優良住宅の認定も受け、質の高い住まいづくりを証明しています。