県外で生活していた施主様ですが、第二の人生は自分が生まれ育った故郷で過ごしたいと、今回気仙沼で家を建てることを決意されたのだそうです。工務店選びにあたっては、予算の範囲内で理想をかなえる家づくりを行う東陽建設を信頼し、同社に決めました。

施主様のご希望の一つは、広々とした部屋。玄関を挟んで右側にあるLDKの屋根を、洋室・和室のある左側よりも一段高めにとることで、空間の広がりが感じられるつくりとしました。廊下とリビング・キッチンに天窓を設け、明るさも確保。

玄関から廊下を真っ直ぐ進んだ突き当たりに、もう一つ外へ出られるドアをとっているため通風も万全で、夏は涼しく快適に過ごすことができます。廊下の角にルーバーを取り付けたことで、ドアを開けたままにしても、外からの視線が気になりません。

リビングとキッチンを仕切るのは、建具とカウンター。仕切りの半分はカウンターとして使用でき、もう半分は開け閉め自由な建具となっているため、普段は建具を開け放って広く使い、お客さんが来たときには閉めて利用するなど便利です。